部門別業務内容

皆さんが何気なく使う電気、
どこからくると思いますか？
電柱？(確かにそう考えますよね)
電気は「発電所」から送電され各家庭に送られてきます。
その「送電」の際に電気の安定供給に支障となる
送電線下経路の樹木の伐採を行っているのが
伐採部門の仕事です。「支障木伐採」

危険を伴う仕事ですが、現地の樹木確認を行い、施工方法を検討し、重機及び高所作業車等を使用して最も安全な工法で伐採します。
大径木の伐倒は専門職と思える技(技術)の連続です。

電気の安定供給を妨げる樹木の年間伐採本数は
約4万本程です。また、伐採するために地主さんに了解交渉も実施しています。
これらの仕事が「樹木調査・交渉」です。

電気を送電するための「支持物」となる鉄塔の保守点検を遂行する際、維持・管理の一部が「鉄塔敷除草」です。
また、鉄塔は平坦な場所にあるものばかりではなく、山の上に建設されているため、鉄塔に辿り着くまでの道の除草「巡視路除草」も行っています。
身の丈もある雑草を刈払機を使用して刈りとった後、まったく別の顔の鉄塔を見る爽快感は格別です。

送電線支持物、鉄塔を維持・延命するための工事が土木部門の仕事です。
鉄塔基礎の延命には「鉄塔基礎補修」「鉄塔敷簡易舗装」等、また、鉄塔敷の維持には「防護柵補修」「盛土整地」等を行い、周囲の環境に併せた設備、建設を行っています。

送電線の建物パトロール、他企業工事による電気事故(クレーン使用等)の未然防止「新規パトロール」
支持物(鉄塔)および電線に関する異常(営巣による電気事故)の発見を行っています。「カラスパトロール」
1日に100kmに及ぶ走行もあり車のナビに負けない道案内人になれます。